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精神疾患の病態と向精神薬

精神科・心療内科で日々診療を行っている筆者が統合失調症、うつ病、不安障害などの精神疾患の病態とそれぞれの疾患で向精神病薬が治療上どのような位置づけになるかという話を中心に、精神科と関係ある方にもそうでない方にも興味を持ってもらえるような内容を、なるべく嘘のないように、それでいて筆者だけの視点を大切に伝えられるように書き綴った一冊。
希望を抱いて精神科医を目指し、20年。現在の精神科の在り方について筆者がホンネを語っています。

精神疾患の病態と向精神薬

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1,650円 (税込)

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【目次】
1.精神科医になるまで、精神科医になってから
2.精神科という場所
3.統合失調症:イントロダクション
4.統合失調症:歴史、診断など
5.統合失調症:初期の治療法と第一世代抗精神病薬
6.統合失調症:第二世代抗精神病薬
7.統合失調症:MARTAの問題、アリピプラゾールの登場とそれから
8.統合失調症:ブレクスピプラジール
9.うつ病:診断基準について
10.うつ病:様々な問題
11.うつ病:三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬など
12.うつ病:SSRI以降の抗うつ病
13.双極性障害:SSRIの諸問題
14.双極性障害:気分安定薬
15.製薬会社の広告宣伝活動:「心の風邪」「痛み」
16.不安障害など:不安や緊張に関わる様々な疾患
17.不安障害など:恐怖性不安障害、他の不安障害、強迫性障害
18.不安障害など:重度ストレス反応、外傷後ストレス障害、適応障害
19.不安障害など:解離性障害、身体表現性障害
20.不安障害など:薬物療法
21.ベンゾジアゼピンの濫用とエチゾラム
22.不眠症:向精神薬指定を受けなかったエスゾピクロン、診断
23.不眠症:治療
24.不眠症:入眠障害と睡眠導入剤
25.不眠症:入眠障害以外の不眠の治療
26.認知症:イントロダクション
27.認知症:薬物療法
28.認知症:良いガイドラインとそうでないもの
29.精神保健指定医の不正取得問題
30.精神保健福祉法に基づく入院形態
31.日本の精神科医療の歴史
32.精神保健福祉法改正案と相模原障害者施設殺傷事件
33.日本の精神病床数の多さとイタリアの精神医療改革
34.依存症と薬物療法:アルコール、ニコチン、非合法薬物
35.神経発達症
36.注意欠如、多動症、薬物治療
37.第一世代抗精神病薬のLAI:製薬会社の広告宣伝活動の影響
38.第二世代抗精神病薬のLAI:ゼプリオンショック
39.良いプロモーションなのか

【著者略歴】
松本 均彦(まつもと なおひこ)
 医師、医学博士、精神保健指定医
 1973年4月 兵庫県芦屋市生まれ
 1998年3月 大阪大学医学部医学科卒業
 1998年4月 大阪大学医学部附属病院神経科精神科研修医
 1999年4月 大阪大学大学院医学系研究科博士課程入学
 2003年3月 同修了、医学博士
 2003年4月 大阪第二警察病院神経科医員
 2005年4月 医療法人長尾会ねや川サナトリウム医員
 2007年4月 同病棟医長
 2012年4月 同医局長
 2014年4月 同副院長

【著者】松本 均彦(’18.11)
【判型・頁】四六判・215頁
【定価】1,500円+税
ISBN 978-4-8408-1480-5 C3047

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