◆実務実習指導薬剤師の必携書◆
2019年から改訂版モデル・コアカリキュラムに基づいた実務実習が開始されます。
新たな実習は、これまでの「プロセス基盤型教育」と異なり、「学習成果基盤型教育(OBE:Outcome-based Education)」の考え方に基づいて、薬局の現場で実践した経験により薬学生のさらなる臨床能力の向上を目指すものです。
本書は、改訂コアカリに準拠した薬局実習を進めるにあたり、指導薬剤師がその目的を効果的に達成できるよう、日本薬剤師会が作成した手引書です。
日本薬剤師会発行の「薬局薬剤師のための薬学生実務実習指導の手引き(2005、2007、2009年度版)」 の改訂版となります。
【今版の主な改訂点】
1.前版(2009年度版)発行以降の関連法規の改正を反映
2.改訂コアカリに基づく実習を適正に実施するための指針としてまとめられた「薬局実務実習に関する
ガイドライン」(薬学実務実習に関する連絡会議 平成27年2月10日)の内容を反映
3.学習成果を「知識」、「技能」、「態度」で個別に評価していたものから、実務実習で体得した「知識」、
「技能」、「評価」を薬学生が目に見える形で行動として表せているかを総合的に評価する観点で
評価項目を設定
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>>【追加情報】「薬局実務実習指導の手引き2018年版」に関する追補(令和3年4月28日 日本薬剤師会)
【目次】 ■解説編 改訂モデル・コアカリキュラムに基づく実務実習について 1.改訂モデル・コアカリキュラムに基づく実務実習の考え方及び薬学実務実習に関するガイドラインについて 2.学習成果基盤型教育(OBE)について 3.薬局実務実習で行う内容について~改訂コアカリ【F薬学臨床】~ 4.大学・病院・薬局の連携について(学生情報の共有) 5.学生の評価について~「概略評価」と「実務実習記録による評価」~ 6.薬局実務実習における本書の活用について ■実践編 I 概略評価を行う領域について(その1)~薬学臨床の基礎(臨床における心構え)~ II 概略評価を行う領域について(その2)~処方せんに基づく調剤、薬物療法の実践~ 1.実習におけるSTEPの考え方 2.本章の構成(全体) 3.本章の構成(各ページ)と使い方 4.実習の進め方 5.参加・体験型実習を進めるうえでのポイント 日本薬剤師会が設定した各STEPにおけるパフォーマンスレベル A 保険調剤ができる《医薬品の調製》 B 保険調剤ができる《処方監査・医療安全》 C 保険調剤ができる《服薬指導》 D 処方設計と薬物治療《薬物療法の実践》 III 実務実習記録評価を行う領域について ~在宅、プライマリケア、地域のチーム医療など~ 1.実践の場で学ぶ「地域の医療・保健・福祉」 2.本書の構成(全体) 3.本書の構成(各ページ)と使い方 4.実習の進め方 5.実務実習記録による成長の確認 E 在宅医療を実践する F セルフメディケーション支援を実践する G 地域で活躍する薬剤師 巻末資料
【編集】公益社団法人 日本薬剤師会(’18.4)
【判型・頁】B5判・198頁
【定価】2,000円+税
ISBN:978-4-8408-1430-0 C3047