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病院監査ことはじめ

 国立がん研究センターで業務監査の監事として活躍した経験のある筆者は、監査を行ううえで病院の“業務監査”の必要性を強く感じたと言う。さらに、近年相次いで発生している医療事故や不祥事をうけ、これらを防ぐ監査の仕組みを作るべきだと提言しています。
 本書は、監査を行う監事のための手引書として病院業務監査の基礎知識から実務までをわかりやすく書き記しています。
また、病院理事長や病院長の運営(経営)業務にも役立つ一冊。

《目 次》
第1章 日本における病院運営形態改革の嵐
第2章 独立行政法人とは
第3章 監査の役割と責任
第4章 病院監査をはじめる前に
第5章 業務監査のポイント
  (1 )法人運営のどこを見るのか
  (2 )人事管理を見るポイント
  (3 )組織管理を見るポイント
  (4 )業務改革、業務効率化を見るポイント
  (5 )内部統制に関するチェックポイント
  (6 )広報活動、情報公開を見るポイント
  (7 )研究、研修状況を見るポイント
  (8 )病院施設や研究施設などを見るポイント
  (9 )現地調査の方法
  (10)関係者に対する面接
  (11)こんなときどうする
第6章 監査報告
付 録 医療・病院運営に関係する法律

病院監査ことはじめ

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1,320円 (税込)

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【著者略歴】
久道 茂(ひさみち しげる)
昭和38年東北大学医学部卒業。医学博士。東北大学医学部教授、同学部長を歴任。平成14年東北大学名誉教授、宮城県立がんセンター総長、宮城県病院事業管理者を経て、現在、宮城県対がん協会会長などを務める。
これまで公衆衛生審議会会長、厚生科学審議会会長、日本医学会副会長、日本学術会議会員、国立がん研究センター監事などを歴任。
専門は、公衆衛生学、特にがんの疫学、医学判断学。

【著者】久道 茂(16’05)
【判型・頁】新書判・160頁
【定価】本体1,200円+税
ISBN978-4-8408-1348-8 C3047

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