ニュートラシューティカルと機能性食品の製造、分析、評価、規制の理解に役立つ一冊! 米国、カナダ、EU、ロシア、オーストラリア、日本、中国、韓国、インド、環太平洋地域アジア諸国におけるレギュレーションを各国の第一人者が詳細に解説。 ISNFF会長・JIHFS特別顧問のドゥバシス・バグチ博士が編集した世界的な定本(最新版)の翻訳書。 【主な内容】 ●ニュートラシューティカルと機能性食品における世界のレギュレーション動向について ●一般に安全と認められる (GRAS) 状況や、ダイエタリーサプリメント健康教育法(DSHEA)について ●マーケットの考察、最新の適正製造規範 (CGMP) の遵守、分析によるバリデーション、知的財産、ブランド構築、商標、許可制について ●トレーサビリティとナノテクノロジーの技術の利用にもとづいたニュートラシューティカルの安全性評価と保証について ●世界貿易機関 (WTO) のレギュレーションが世界の食品サプライチェーンに与える影響についての検討
【目 次】 第Ⅰ部 はじめに 第 1 章 ニュートラシューティカルと機能性食品:現行規範の枠内に踏みとどまるか、それとも嵐の中を突き進んで先駆者となるか 第 2 章 ニュートリションサプリメントと機能性食品:機能性の意義と世界のレギュレーション 第 3 章 ニュートラシューティカル、機能性食品、サプリメントの世界市場参入とレギュレーション 第Ⅱ部 製造規範の遵守と分析バリデーション 第 4 章 自然健康製品とGMP 第 5 章 ニュートラシューティカルのためのCGMP 第Ⅲ部 安全性評価の重要性 第 6 章 機能性食品、ダイエタリーサプリメント、クレーム表示の障壁を崩す 第 7 章 ダイエタリーサプリメントとニュートラシューティカル産業におけるNSFインターナショナルの役割 第Ⅳ部 各国のレギュレーション 第 8 章 米国の食品クレーム表示に関するFDAの見解 第 9 章 米国の機能性食品とダイエタリーサプリメントにおける栄養・健康関連クレーム 第10章 ハーブ・ダイエタリーサプリメントの安全性評価と品質保証 第11章 FDA規則を通じたメディカルフードの理解 第12章 カナダの自然健康製品に関するレギュレーションと最新の政策イニシアティブ 第13章 フードサプリメント、強化食品、栄養療法食品、ヘルスクレームに関するEUのレギュレーション 第14章 EUの植物由来ニュートラシューティカル (フードサプリメント、強化食品、機能性食品):ニュートリション クレーム・へルスクレーム規則に焦点をあてて 第15章 日本の機能性食品制度の歴史と現状 第16章 日本における健康食品と保健機能食品 第17章 オーストラリアにおける補完医薬品のレギュレーション 第18章 ロシアにおけるニュートラシューティカルと機能性食品のレギュレーション 第19章 インドにおけるニュートラシューティカルと機能性食品に関するレギュレーション 第20章 インドにおけるニュートラシューティカル、機能性食品、ダイエタリーサプリメントのレギュレーション 第21章 中国における健康食品の原材料とクレームに関するレギュレーションの経緯 第22章 韓国における健康機能食品のレギュレーション 第23章 アフリカにおける植物薬、機能性食品、ニュートラシューティカルとレギュレーション 第24章 環太平洋地域アジア諸国における機能性食品のレギュレーション 第25章 マレーシアにおける機能性食品のレギュレーションと開発動向の概要 第26章 WTOと食品レギュレーション:サプライチェーンへの影響力 第Ⅴ部 ペットフード分野 第27章 ペットフード産業における機能性成分とレギュレーション 第Ⅵ部 バリデーション 第28章 ニュートラシューティカル産業におけるバリデーションの取り組み 第Ⅶ部 有害事象報告 第29章 ニュートラシューティカル、機能性食品、ダイエタリー・フード・ヘルス・サプリメントの有害事象報告と 世界のレギュレーション 第Ⅷ部 知的財産、ブランド構築、商標、許可制 第30章 知的財産、ブランド構築、商標、許可制:ニュートラシューティカルと機能性食品の場合
【編著】ドゥバシス・バグチ(’15.11)
【監訳】津谷 喜一郎(東京有明医療大学保健医療学部 特任教授/東京大学大学院薬学系研究科 客員教授)
池田 秀子(一般社団法人 日本健康食品規格協会 理事長
長澤 道行(東京大学大学院薬学系研究科 特任研究員)
【翻訳企画】一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会
【判型・頁】B5判・533頁
【定価】12,000円+税
ISBN:978-4-8408-1326-6 C3047