臨床検査における基準値、検査値から考察される疾患・病態をコンパクトにまとめました。
臨床現場で必要情報をその場で素早くチェックできるようレイアウトを一新し、さらに携帯に便利な文庫サイズにリニューアルした11年ぶりの改訂新版!
・収載した検体検査の分類、項目は、厚生労働省告示第57号(平成26年3月5日)を基に、平成26年6月30日時点までの官報告示および事務連絡された医科診療報酬の算定方法に関する記載内容に基づき編集。
・臨床検査の事前考慮に役立つ保険診療報酬点数の適用範囲と算定方法の留意点を抜粋し記載。
・執筆、編集は臨床検査項目ごとのスペシャリスト。
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河合忠(自治医科大学名誉教授・国際臨床病理センター所長)
庄司優(明治薬科大学薬効学教室教授・明治薬科大学大学院薬学研究科副科長)
[執筆]
●尿・糞便等検査および免疫学的検査
河合忠
●血液学的検査
土屋逹行(一般財団法人神奈川県警友会けいゆう病院臨床検査科部長)
●生化学的検査Ⅰ
木村聡(昭和大学横浜市北部病院内科系診療センター臨床病理診断科教授 感染管理室長)
●生化学的検査Ⅱ
山田俊幸(自治医科大学医学部臨床検査医学講座教授)
●臓器機能・負荷試験等
伊藤喜久(公益財団法人ライフ・エクステンション研究所付属永寿総合病院臨床検査科科長)
臨床検査技師はもちろん、近年積極的なチーム医療・地域医療への参画が求められている薬剤師にも役立つ一冊。
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【目次】
総論
・基準値・基準範囲の意味
・境界値とその対策
・小児科における基準値
・高齢者における基準値
・TDM(薬物治療モニタリング)
・服薬と臨床検査
A.尿・糞便等検査
B.血液学的検査
C.生化学的検査Ⅰ
D.生化学的検査Ⅱ
E.免疫学的検査
F.臓器機能・負荷試験等
資料
・小児生活習慣病予防検診の判定基準と指導内容
・生活習慣病健診(人間ドッグ)の判定区分
【編集】河合 忠、庄司 優(’15.01)
【判型・頁】A6判・445頁
【定価】2,700円+税
ISBN:978-4-8408-1282-5 C3047