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くすりの社会誌 人物と時事で読む33話


幕末維新から現在に至る近現代史には、薬学・薬剤師・製薬産業・薬事行政などに関する薬社会の歴史的な出来事が数多く刻み込まれています。その中から興味をひく出来事や人物をクローズアップして時代順に「一話形式」でまとめたのが本書です。今日までの薬学教育、薬剤師教育では殆ど教えられてこなかった内容であり、それだけに薬学生、薬剤師などの薬業関係者、さらに薬社会に関心を持つ人たちに是非読んでもらいたい1冊です。

くすりの社会誌 人物と時事で読む33話

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3,740円 (税込)

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≪もくじ≫
【明治時代】
1 戊辰の戦いで日本人を西洋薬で治療した英国人医師ウィリス
2 わが国薬学の基礎をつくったオランダ人薬剤師ゲールツ
3 福沢諭吉への提訴で始まった「売薬」制度の確立
4 東大薬学科廃止の危機を救った助教授丹羽藤吉郎の奔走
5 医薬分業を求めて誕生した日本薬剤師会と初代会長正親町実正
6 近代的欧州式プロパガンダを実践した最初の日本人MR
【大正時代】
7 第一次世界大戦勃発で医薬品の国内生産始まる
8 薬局薬剤師、薬律違反で告訴される(芝八事件)
9 業権確立を求めて闘った薬剤師代議士大口喜六の涙と汗
【昭和時代(戦前~戦中)】
10 学校薬剤師制度の誕生秘話と必置までの軌跡
11 会内の確執を解き日薬を救った河合亀太郎会長
12 戦時下の製薬産業にもたらされた光と影
13 「世界水準の薬学へ」の理想に燃えた朝比奈泰彦の足跡
14 太平洋戦争末期、わが国独自のペニシリン誕生
【昭和時代(戦後)】
15 敗戦直後に出現した医薬品の暗黒時代
16 米国薬剤師協会使節団来日、医薬分業を勧告
17 明治大正昭和の薬史上に輝く近藤平三郎の偉功
18 医薬分業を法律改正闘争でなく、学問・職能上から再構築
19 医薬品の製造承認等に関する基本方針出る
20 昭和天皇をお迎えした日薬創立75周年記念式典とその時代
21 薬化学の研究・指導一筋に生きた落合英二の金字塔
22 薬害スモンに終止符を打った薬学の貢献
23 最高裁、薬局適正配置条例に違憲判決
24 「薬剤師は悪魔の手先か?」広告をめぐる顛末
25 製薬業界をゆるがした医薬品開発をめぐる特許法改正
26 日本医師会が実施した不可解な「1週間分業」の結末
27 水質浄化の市民運動を牽引した女性薬局薬剤師
28 ふぐ毒など天然物化学で世界を主導した津田恭介の貢献
29 薬務行政の規制緩和と透明化を推進した日米MOSS協議
30 医療法改正で薬局を地域医療対策に組み入れ
【平成時代】
31 「薬害等再発防止システム」で出色の提言
32 モルヒネの「誤解」を受容体レベルで解いた薬学研究者
33 夢が叶った念願の薬学6年制が決定した日
         

西川隆 著(’10.2)
●A5判・313頁
【定価】本体3,400円+税
ISBN978-4-8408-1113-2 C3047

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