薬事日報は特集号の読者文芸に川柳欄を設けている。題して「薬日柳壇」。始まりは1995年正月からで、既に半世紀を越えている。
本書は「薬日柳壇」に掲載された川柳を中心に210余句を選び、著者独自の鑑賞を試みたもの。川柳の作者はいずれも薬業関係者である。ときどきの課題に対する薬業人の本音が込められており、この半世紀の薬業界の世相を映し出す読み物となっている。
ISBN4-8408-0924-0 C3247
鈴木昶 著(’06.9)
●新書版 126頁
【定価】本体 900円+税
<姉妹編>鈴木昶著「川柳くすり草紙」(薬事日報新書21 定価945円)好評発売中