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日本は慢性疼痛にどう挑戦していくのか

 「痛み」は、他人はわからないが、患者さんにとっては非常に辛い訴えです。
 2004年に「慢性疼痛に関する実態把握調査」が実施され、その結果、慢性疼痛有病率22.5%、推計患者数は2,345万人という数字がはじき出されました。この数字から想定する労働損失は年間約5兆円とも言われています。
 そのため、厚生労働省は2010年、今後の慢性の痛み対策について、〜甦に適切な対応をするための医療体制を構築する、関係する医療従事者によるチーム医療を行う−と提言を行っています。
しかし、現状では、この提言の実現には様々な課題が残されています。

 そこで本書では、慢性疼痛に対する医療環境を国際標準レベルに引きあげるために、広く関係する各専門分野の先生方が、『教育』、『研究』、『医療環境』などについて詳述しています。
「痛み」に関する啓蒙書として、多くの医療関係者に読んでいただきたい一冊です。

日本は慢性疼痛にどう挑戦していくのか

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2,700円 (税込)

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【目次と執筆者】
[序] 日本の慢性疼痛治療・研究の過去・現在・未来 -IASP2016横浜大会を終えて
    野口 光一(日本疼痛学会理事長)

1章 痛みの最先端研究 - 日本の疼痛基礎研究 up to date
 1)痛みと情動の脳研究の立場から -慢性疼痛の脳メカニズム
   加藤 総夫(東京慈恵会医科大学 痛み脳科学センター)
 2)慢性疼痛に対する脳科学的アプローチ -生物心理社会モデルとは?
   仙波 恵美子(大阪行岡医療大学医療学部理学療法学科)
 3)疼痛制御機構メカニズムの解析とiPS/ES細胞研究による創薬について
   岩沢千鶴,葛巻 直子,成田 年(星薬科大学 薬理学教室)
 4)神経障害性疼痛のメカニズム解析とそれによる創薬について
   津田 誠(九州大学大学院薬学研究院ライフイノベーション分野)

2章 痛みの臨床研究と最先端治療法 -臨床医の立場から今後の日本の疼痛治療を考える
 1)慢性疼痛の実態と運動療法
   矢吹 省司(福島県立医科大学整形外科学講座)
 2)整形外科領域における疼痛研究の現状と展望
   山下 敏彦(札幌医科大学医学部整形外科学講座)
 3)麻酔科ペインクリニックの立場から
   井関 雅子(順天堂大学附属病院麻酔科学・ペインクリニック講座)
 4)慢性疼痛のリハビリテーションと理学療法
   松原 貴子(日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科)
 5)日本における慢性疼痛難治化の実態を考える -心身医学の立場から
   細井 昌子(九州大学病院 心療内科)
 6)精神科の立場から
   橋本 亮太(大阪大学大学院 連合小児発達学研究科)
 7)慢性疼痛の治療における臨床心理士の役割:心理学と慢性疼痛
   沖藤 晶子(ユタ大学医学部麻酔科教授)
 8)難治性神経障害性疼痛に対する反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)
   齋藤 洋一(大阪大学大学院医学系研究科 脳神経機能再生学 特任教授)
 9)日本は慢性疼痛にどう挑戦していくのか -漢方治療の立場から-
   中西 美保(滋賀医科大学附属病院 麻酔科)
   岩下 成人(滋賀医科大学付属病院 ペインクリニック科)

3章 慢性疼痛に対する医療体制,医療政策,医療者教育の課題と提言
 1)痛みセンター構築と日本での慢性疼痛医療の方向性について
   牛田 享宏(愛知医科大学学際的痛みセンター教授)
 2)痛みセンターの立場から -慢性疼痛診療,痛みセンターを取りまく内外の状況と課題
   北原 雅樹(横浜市立大学附属市民総合医療センター)
 3)慢性痛の臨床研究,教育の日本での方向性
   柴田 政彦(大阪大学大学院医学系研究科 疼痛医学寄付講座 教授)
 4)慢性の痛みに関する教育プログラム
   田口 敏彦(山口大学大学院医学系研究科 整形外科学 教授)
 5)最後に:日本は慢性疼痛にどう挑戦していくのか
   福井 聖(滋賀医科大学附属病院ペインクリニック科 学際的痛み治療センター)

【企画・編集】一般社団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団(’17.11)
【判型・頁】B5判・171頁
【定価】本体2,500円+税
ISBN:978-4-8408-1415-7 C3047

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