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危険ドラッグ問題の表と裏~学生に知ってほしいこれからの薬物乱用防止について~

“薬物乱用”は、なぜ「ダメ。ゼッタイ」なのか!
“ゲートキーパー”としての薬剤師の役割とは何なのか!!

 近年、世間では危険ドラッグをはじめとする薬物の乱用が社会問題となっています。
 本書は様々な立場や専門性を持った著者陣が、我が国における危険ドラッグなどを中心とした薬物乱用防止問題や、薬物の正しい知識などをやさしくわかりやすく解説しています。
 薬剤師を目指す学生が世の中で起きている薬物乱用は単に快楽などを求めて使用する人だけの問題ではないことを理解し、そうした乱用を防ぐために何ができるのかを考えるきっかけにしてほしい一冊。
 また、身近な医薬品の薬物乱用や処方薬乱用に対する薬剤師の役割や薬物使用者の早期発見・介入や依存者への治療・リハビリによる再発防止予防など臨床の薬剤師に期待される役割のほか、小・中・高校生の薬物乱用防止教育の授業に使える内容も掲載しており、臨床で活躍されている薬剤師や学校薬剤師の方にもおすすめです。

危険ドラッグ問題の表と裏~学生に知ってほしいこれからの薬物乱用防止について~

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2,530円 (税込)

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【目次】
第1章 大学生のためのわかりやすい薬物乱用の話
   1.薬物乱用とは
   2.どのような薬物が乱用されているのか
   3.薬物乱用の広がり
   4.乱用を繰り返すとどうなるのか
   5.時代は「使っても捕まらない物質」へ
   6.若者が薬物を使う理由
   7.処方乱用薬と薬剤師
   8.薬物乱用・依存に対するサポート
第2章 危険ドラッグへの取り組みと法制度について
   1.最近の危険ドラッグの特徴
   2.危険ドラッグの有害性とヒトへの作用の変化
   3.治療の難しさ
   4.危険ドラッグの分析
   5.危険ドラッグ及び薬物乱用に関する薬剤師の取り組み
   6.総理指示
   7.危険ドラッグの根絶のための緊急対策
   8.最近の危険ドラッグ取り締まりの経緯
   9.指定制度導入及び指定の加速化
   10.さらなる取り締まりの強化
   11.もっと早くから徹底的な対策はできなかったのか
第3章 乱用薬物の規制と取り締まり
   1.法規制の対象となっている薬物とは
   2.我が国の薬物乱用及び規制の歴史
   3.薬物事犯の取り締まり
   4.麻薬等の正規利用
第4章 我が国の薬物乱用防止教育
   1.青少年による薬物乱用の現状
   2.学校における薬物乱用防止教育の枠組
   3.これからの薬物乱用防止教育の考え方
第5章 薬物乱用防止教育の新たな試み
     (小・中・高校生への薬物乱用防止教育)
   1.教材の組み立て
   2.アンケート結果
   3.学校全体での取り組み
   4.授業を実施してみて

【著者】加藤哲太、北垣邦彦、嶋根卓也、益山光一、松田勉、安田一郎(’16.8)
【判型・頁】A5判・146頁
【定価】2,300円+税
ISBN:978-4-8408-1363-1 C3047

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