CDTM - チーム医療の模範書
日本薬剤師会会長 推薦図書
○ 薬剤師の協働・連携によるファーマシューティカルケアの実践に
○ 薬物療法マネジメントや薬歴記載の充実に
○ チーム医療における薬剤師業務の柱に
本書は、米国のほとんどの州で実施されている共同薬物治療管理(Collaborative Drug Therapy Management,CDTM)業務とは何かを、米国の中でも先進的にCDTMを実践するワシントン大学、ハーバービューメディカルセンターの活動を通して解説した翻訳本である。
本書では、治療ガイドラインやプロトコルの例示など、各専門領域の薬剤師が薬物療法の実践並びに症例を取り上げた実務的な応用法などを示している。
近年、医療現場で医療崩壊の危機が叫ばれる中、チーム医療の推進・検討され、チーム医療における薬剤師業務が具体化されている。CDTMは、チーム医療の一つと考えられることから、チーム医療に参画する薬剤師にとって、本書は非常に参考となるであろう。
【目 次 】
監訳者序
献辞
前書き
序文
謝辞
寄稿者
序章 CDTM紹介
治療ガイドライン/プロトコル例示
第1章 冠動脈疾患
第2章 脂質異常症
第3章 高血圧
第4章 糖尿病
第5章 血栓塞栓症
第6章 心不全
第7章 喘息
第8章 禁煙
第9章 緊急避妊
第10章 ホルモン療法と更年期
第11章 骨粗鬆症
第12章 女性の単純性尿路感染症
第13章 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)-1型に感染した成人に対する治療ガイドライン
第14章 ヘリコバクター・ピロリ菌感染
第15章 非悪性の慢性的な痛み
第16章 整形外科領域における痛みの処置
第17章 変形性関節炎
第18章 大うつ病
第19章 旅行医学
第20章 インフルエンザと肺炎球菌予防接種
第21章 リフィル許可
品質保証のメカニズム
第22章 薬剤師に対する権限付与のプロセス
第23章 薬局業務におけるアウトカムの収集の実際
日本薬剤師会 発行・監修
土橋 朗ほか 監訳
【定価】本体3,000円+税
B5変型判・255頁
ISBN 978-4-8408-1157-6 C3047