「医療機器の基礎知識」は医療機器販売業従事者を始め広く医療機器に携わる方を対象として平成13年に財団法人医療機器センターから出版され、好評のうちに完売されたが、その後も多くのご要望が寄せられ、また、この間に薬事法改正や医療技術の大きな進歩もあることから、改訂版を編纂することとしたものである。
改訂版の編集にあたっては、内容の基本的構成は変えずに現時点で必要と思われる項目とするよう、加除修正を行うとともに、最新の内容とした。
本書の内容は、医療における医療機器の役割、病院システムと医療機器、医療機器と安全、保険医療材料と価格体系、医療廃棄物、院内感染とその防止などの全般的事項を解説するとともに、主要な医療機器について個別の医療機器ごとに原理や構造等を簡潔でわかりやすく解説したものである。
～渡辺敏・医療機器センター理事長の序文より～
目次概要
１ 医療における医療機器の役割
２ 病院システムと医療機器
３ 医療機器と安全
４ 医療機器の種類と分類
５ 画像診断・治療システム関連
６ 生体現象計測監視システム関連
７ 治療用・施設用機器関連
８ 人口臓器関連
９ 光学機器関連
10 理学療法機器関連
11 医用検査機器関連
12 鋼製手術機械
13 プラスチック製医療器具
14 在宅用医療機器
15 医療廃棄物
16 院内感染と防止
17 保険医療材料と価格体系
18 企業と倫理
参考資料 [1]基本要件 [2]JIS一覧
編集 財団法人医療機器センター
判型・頁数：B5変型判 363頁
【定価】本体4,000円＋税
ISBN978-4-8408-1058-6 Ｃ3047
